ネペンセ・レストラン 1949年創業の海辺の円熟したレストラン
ビート世代の作家ジャック・ケルアック、著名な劇作家アーサー・ミラー、フラワーチルドレン、公共インフラから離れて生きる人々――流れ者と夢追い人が集まるビッグサーの伝統をまさにほうふつとさせるのが、ネペンセレストランです。ビッグサーのハイウェイ1号線沿いにあるネペンセには、デッキにテーブルとカウンターがあり、そこに座ると海岸まで見下ろす眺めが広がり、霧に包まれた雄大なサンタルシア山脈が、深く青い太平洋から急にせり立っているのが見えます。
長居すればするほど、ネペンセの有名なアンブロージアバーガーを満喫できるデッキなど、この場所を形作ってきた映画界、文学界、建築界の大物について知ることができます。地元の人に愛されているネペンセでは、自分のストーリーを喜んで語る人も多いので、耳を傾けてみましょう。
ディナーでは、セージ風味の詰め物をしたローストチキンがおすすめ。この料理は、夫のビルとともに1949年にネペンセを開店したロリー・ファセットにちなんで名付けられています。デッキは数少ない暖かい夜には魅力的ですが、レストランの内部も抗いがたい魅力があります。ファセット夫妻は、建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの弟子であるローワン・メイデンに建物の設計を依頼しました。ライトの影響は、地元の石やコーストレッドウッドを使用している点に特によく表れています。建物には型破りな角度を多用しており、その一風変わった芸術的なセンスは、ビッグサーのような場所にまさにふさわしいものといえるでしょう。
(資料協力:カリフォルニア観光局、Link-USA)
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