レッドウッド国立州立公園 レッドウッドの巨木が集まる森
カリフォルニア州最北端に位置し、太平洋沿い南北約55km、東京ドームのおよそ9,100倍の広大な面積(425k㎡)を有する公園内には、レッドウッドの巨木が集まる森が広がっています。
公園の1/3を占めるレッドウッドとはセコイアの一種で、幹が堅く分厚い樹皮が赤くなっていることからその名が付けられました。植物の中では最も大きく、高さ110mを超えるものも。また平均樹齢はおよそ500~700年とされ、中には2000年超の巨木も現存しています。
レッドウッドの巨木は、耐久性がありながら加工がしやすい良質な材木として重宝され、19世紀半ばに大量に伐採されてしまいました。特にゴールドラッシュ移住者の住居用に多量の木材を必要としたことで、レッドウッドの森の面積はゴールドラッシュ後に減少し、現在はかつての20分の1の広さとなっています。
公園の緑がこれほど豊かなのには理由があり、年間降水量(通常は10月から4月まで降る)は平均152~203センチメートルにのぼるため、雨具と丈夫で滑りにくい靴が必要です。
世界遺産
1980年に特徴的な生態系が評価され、また世界的にも貴重な森を保護するため、レッドウッド国立州立公園は世界遺産に登録されました。現在もかつての森の姿を取り戻すべく、植林作業が地道に続けられています。
当初の登録名は「レッドウッド国立公園」、2006年に現在の登録名に変更。
レッドウッド国立州立公園 行き方 場所
アクセス
カリフォルニア州 サンフランシスコから車で5時間30分
オレゴン州 ポートランドから5時間30分
レッドウッド国立州立公園の観光ポイント
レッドウッド国立州立公園の観光ポイントについてご案内いたします。
トールツリーズ・グローブ
レディ・バード・ジョンソン・グローブ
ファーンキャニオン
アベニュー・オブ・ザ・ジャイアンツ
ユーリカ
レッドウッド国立州立公園の旅情報
グルメ ユーリカの牡蠣
レッドウッド国立州立公園の南の玄関口の町、ユーリカのハンボルト湾は、アメリカでは最良のクマモトオイスターを含め、カリフォルニアで消費される牡蠣の3分の2を生産しています。これらの牡蠣は、ユーリカにある多くのレストランで、生でサーブされています。
(資料協力:カリフォルニア観光局、Link-USA)
レッドウッド国立州立公園の地図
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