航空母艦ミッドウエイの巨大な博物館
空母ミッドウエイは、アメリカ海軍で最も長く使われていた航空母艦のうちのひとつで、ベトナム戦争や湾岸戦争をはじめ、47年間も現役活動した後、1992年に退役し、2004年にU.S.S.ミッドウェイ博物館として生まれ変わりました。
ミッドウェイは、日本の横須賀を母港としていた事もあるので、日本人にとっては、その名前を耳にすることも度々あった空母です。
今では、すっかりサンディエゴの観光名所となっているU.S.S.ミッドウェイ博物館は、全長1,001フィート(約305m)、横幅258フィート(約79m)の大きさを誇ります。
チケット・ブース
ミッドウェイが停泊しているドッグを、ミッドウェイの船尾側から前方の方に向かって進むと、なかほどのところに、チケット・ブースがあります。
ミッドウェイ博物館の内容
ハンガーデッキ、セカンド/サード/フォースデッキ、フライトデッキの3つのエリアがあります。
飛行機25機を含む60以上の展示があり、ミッドウェイ船員がナレーションするオーディオガイド(日本語対応もあります)を利用して、ゆっくりと見ることができます。
3つある飛行体験シミュレーターに乗り込んで、空に飛び立つこともできます。
ハンガーデッキ
ハンガーデッキは、格納庫になっている甲板です。
セカンド/サード/フォースデッキ
セカンド/サード/フォースデッキは、主に船員たちの居住区域です。船員たちのベッドや食堂、医務室や留置場などとなります。
フライトデッキ
戦闘機が離着陸するデッキなので、とっても広いです。ここに多くの戦闘機やヘリコプターが展示されています。
管制塔も、フライトデッキから見ると迫力があります。
トム・クルーズ主演の映画「トップガン」で有名な戦闘機トムキャットも展示されています。トムキャットの前で、退役軍人の方がボランティアガイドをしていて、多くの来場者が椅子に座って話を聞いています。
数種類のヘリコプターや偵察機も、フライトデッキに展示されています。
(資料協力:カリフォルニア観光局,Link-USA)
ミッドウェイ博物館の場所
USS Midway Museum
910 N Harbor Dr、San Diego, CA 619-544-9600
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