サントワリオ・デ・チマヨ教会の奇跡の砂
チマヨは、サンタフェの北東38kmにある織物で有名な村です。「タオスへの道」と呼ばれる76号線沿いにありますが、この沿線には古いスペイン風の村々やジョージア・オキーフの好んだ風光明媚な景色が続きます。
この村に”奇跡の砂”で有名なサントワリオ・デ・チマヨ教会(EL Santuario de Chimayo)という小さな教会があります。この砂をかけると病気や怪我が治ると伝えられ、巡礼者が絶えません。
200年前に、チヨマの村のはずれの何もない場所で、砂に埋もれたキリスト受難の十字架を修道士ドン・ベルナルド・アベイタが発見。
村の教会に安置を依頼するが、キリスト受難の十字架は発見された所に戻ってしまうので、その場所に教会が建てられました。その教会が、サントワリオ・デ・チマヨ教会です。
教会の礼拝堂の横にある小部屋の地面に、砂をすくえる場所があります。
この砂を体の悪い個所に塗ると治癒してしまうと云われていて、年間約30万人の人々がこの教会を訪れているそうです。
これだけ多くの人々が参拝しても小部屋の砂は尽きることがないので、湧き出ていると言われています。
教会の中には、必要無くなった松葉杖や靴がたくさん収められています。
協力:Link-USA